原文
突然決まった現役大統領へのインタビュー
突然的决定,对美国布什总统访问。
日本を発ったのが、11月19日水曜日の夜、アメリカに着いたのが、時差があるので現地時間の19日水曜日の夜だった。
11月19日星期三的晚上,从日本出发,由于时差的原因到美国现地时间是11月19日的夜里。
このインタビューにはいくつか問題があった。
这次的访问有几个问题。
一つは、「インタビューには応じるが、通訳をつけてはいけない」という条件だった。インタビューをする部屋には僕しか入れない。
一个问题就是采访时不许带翻译。因为采访时只允许我一个人进。
僕は、英語が非常に不得意なもので「困ったな。こんなことならば英語をしっかりやっておけばよかった」と思ったのだが、それにはもう20年か30年か遅いわけで、とにかくやろうと思って臨んだ。
我的英语非常不好,真麻烦,知到有今日,不如当初好好学习英语了。20,30年过去了,现在学的话,太晚了,没有办法,先采访再说。
このインタビューは、ブッシュ大統領の8年間の総括を聞くことができるので、タイミングがとてもよかったと思う。
这次采访,对布什总统8年间的概况都可以问,这次的采访时机太好了。
ただ、これが二つ目の問題になるのだが、指定されたインタビュー時間がたった8分で非常に短かった。
但是,第二个问题是采访时间太短,只有8分钟。
そこで、8分のインタビューで何を聞こうか、スタッフと話し合い、(1)金融危機、経済大混乱の問題、(2)イラク戦争の問題、(3)アメリカがテロ支援国家から外した北朝鮮の問題、(4)オバマ新大統領について聞くことにした。
8分钟的采访,我问什么呢?我和工作人员商量了,打算问以下问题。
1,这次的金融危机的问题。
2,伊拉克问题。
3,美国把北朝鲜从恐怖名单中除名的问题。
4,关于新总统奥巴马
僕は、イギリスの現役の首相など、色々な国のトップに取材をした経験がある。いずれもどのような質問をするのか事前に出せといわれた。サッチャー首相の場合もそうだった。
我有过采访高层的经验,以前采访过现任英国首相,撒切尔夫人等,大都是让我把要问的问题事前告诉他们。
ところが、今回のアメリカは、事前に提出するのは質問予定の項目だけでよいということだった。さすが民主主義の国だな、と感心した。
但是,这回美国,只是要求把要提问的项目告诉他就行了,具体关于项目你问什么随你便,我深深的感到。真是民主主义的国家。
ワシントンの第一の印象は「寒いな」ということだった。日本は10度くらいだったが、ワシントンは3、4度だったのだ。
华盛顿的第一个印象就是冷,日本10度左右,华盛顿只有3,4度。
就要到美国白宫了,
身体検査を受けて、ホワイトハウスの入り口から入った。ホワイトハウスには皆入れたのだが、僕を除くスタッフは入り口近くで待機、僕だけが内部へ案内された。
经过身体检查,进入了白宫,我的随行工作人员在白宫门口待命,只有我自己被带到了白宫里面。
从白宫的正面看雪白的建筑,非常壮观。进入里面,非常意外走廊特狭窄,里面的房间也都非常的小。
途中で大統領が記者会見をする部屋も通ったのだが、僕の予想よりもはるかに狭く、記者の席もせいぜい40か50くらいしかない。古い建物だからすべて小さいのだろう。
我路过了总统召开记者会的房间,比我想象的要小得多,也就能容下40到50个记者左右。
インタビューを撮る隣の部屋で、事前に段取りの説明を受けた。すべて英語なので、半分くらいしかわからなかったのだが。
在我采访房间的旁边的一间房里,对方作了采访的说明,全是英语,我只明白了一半。
音声も照明もホワイトハウスの人間で行う。8分のインタビュー中は残り時間のカウントを出す。それが×になったら終わり。×の前に1(残り1分の表示)になったらもう質問はしない。部屋に入ってカメラマンたちのスタンバイが終わったら彼らが「OK」と言う、僕の準備ができたら「ready(準備完了)」と言う、大統領も「ready」と言う、そうしたら撮影が始まる。
声响,照明由白宫的人负责。8分钟采访,有倒计时,还剩一分钟的时候不可以提问,8分钟,失败了的话,就即可结束。进入采访的房间,摄影师们台词说完后,他们说ok,我准备好了说ready布什总统准备好了也说ready,这样大家都准备好了,采访正式开始。
直接用英语提问。
まず、今の経済問題について、なぜこんなことが起きたのか聞くことにした。本当はイラク戦争から聞きたかったのだが、今視聴者の感心があるのは経済の方だろうと考えたからだ。
首先问了关于现在的经济问题,为什么会出现这种状况。本来我想问伊拉克问题,但是现在观众最关心的是经济问题。
金融工学の問題や、金融危機に対してアメリカの対応が遅すぎたのではないか、例えばリーマン・ブラザーズが倒産する以前の対応が遅く、倒産してから大慌てしていたのではないか。この金融危機 金融恐慌にどのような対策をとろうとしているのか。
关于金融问题,金融危机,美国是不是对应太晚了。例如雷曼等倒产,在倒产之前为什么没有对应,倒产后恐慌不已,这次的金融危机,金融恐慌,采取了什么对策了吗?
このようなお膳立て、段取りの説明があったのだが、僕一人しかおらず、すべて英語なので、なんとも心もとない。
像这样的准备,这样的说明,我一个人,而且全是英语,有点心理没底。
しかし「やるしかない。ぶっつけ本番だ!」と思った。わからないものはしょうがない。人間と人間同士なのだから分かるだろう、と自分で自分を納得させて、インタビューに挑んだ。
可是事已如此只能做,不明白就不明白,人和人之间的对话,怎么说也能懂吧,我自己安慰自己。
ブッシュ大統領について、何よりも印象的だったのは、逃げずに、ゆっくりと丁寧に答えてくれたことだ。
对布什总统的印象,不回避,认真的回答了我的问题。
「経済問題について対応が“too late”、遅すぎだったのではないか。リーマンが倒産するまでの対応が遅すぎたのではないか」と僕が言うと、ブッシュ大統領はニヤッと笑った。
对于经济问题是不是对应太慢了,在雷曼倒产前的对应是不是对应太慢,布什听了笑了。
困った質問をされたときに怒る人もいるが、ブッシュ大統領は笑うタイプのようだ。
问人为难的问题时,有的人会生气,布什是笑着面对的类型。
インタビュー中に彼は2回笑った。
在采访中,他笑了2次。
ブッシュ大統領に会う人は皆彼に好感を持つ。僕もそうだった。彼は、ハッタリがなく、威張らず、逃げない。丁寧にごまかさないで話す。
见到布什的人都对他都有好感,我也一样。布什不故弄玄虚,不傲慢,不回避,认真的回答。
気さくで実直な、“隣のおじさん”という感じだ。その代わりオーラもない。
没有什么紧张感,就像和一位实实在在的普通人聊天,好像不是在采访。
僕は、小泉元首相や安倍元首相からブッシュ大統領についての感想を聞いていたが、二人とも「ナイスガイだ」と言っていた。僕もそういう印象を持った。
我问过小泉首相和安倍首相对布什总统的感觉,两个人都说是位好汉。我也有这种印象。
「イラク戦争は、70パーセント以上も国民がするべきでなかったと言っている。大量破壊兵器も、ビンラディンとフセインの深い関係もなかった。これについてどう考えるか」という質問にも、不愉快な顔もせず丁寧に答えてくれた。
伊拉克战争,70%的国民反对,大量破坏兵器,伊拉克和拉丁,萨达姆也没有很深的关系,对于这你怎么想的?问到这布什也没不高兴,认真的回答了我。
ブッシュ大統領は「独裁者フセイン政権をつぶして、イラクは民主化されていることは成果だと思う」と話した。
他说要消灭萨达姆独裁的政权,让伊拉克民主化。
「4200人もの兵士が戦死し、イラク国民にも迷惑がかかっている。この責任はどう取るのか」という追及には、「それは責任を感じるが、民主化していることは成果だと思う」という答えだった。
4200士兵的死亡,对伊拉克国民造成的困扰和危害,怎么负这个责任。
布什回答伊拉克民主化的成果就是负责。
これは突っぱねるというよりは、「分かってくれよ」という説明だった。
请你明白我,不要再追问了。
次に北朝鮮の問題についても聞いた。
下一个是北朝鲜的问题。
「日本は拉致問題を抱えていて、全く解決していない。しかしアメリカは北朝鮮をテロ支援国家から解除した。これはなぜか」と尋ねた。
日本的绑架问题,还没有解决,美国却把北朝鲜从恐怖国家的名单中删除了,为什么?
ブッシュ大統領は「北朝鮮と話し合って一定の条件が付き、北朝鮮が我々の言い分を飲んだのでテロ支援国家の指定を解除した。しかしこれは北朝鮮とアメリカが仲良くするということではなく、厳しい交渉は続ける」と話した。
布什总统说这是北朝鲜谈判,有一定的条件的,北朝鲜接受了我们的条件,所以就解除了。但是并不表明我们跟北朝鲜友好了,今后还要继续进行艰难的交涉。
僕は「拉致被害者家族がホワイトハウスを訪ねてあなたと手を握ったとき、あなたは『拉致のことは決して忘れない』と約束した。しかし、彼らは今、『ブッシュ大統領は約束を忘れたのではないか、forgotしたのではないか』と思っている」と言った。
日本的被绑架家族曾经来到白宫和你我握手的时候,你说绑架问题绝对不能忘记,你答应了他们。他们现在说布什总统是不是把这事给忘了。
するとブッシュ大統領はまたニコッと笑った。悪いなと思ったのだと思う。そして「忘れていない。これからも交渉する」と話した。
布什听了笑了。不过,没有忘,今后还要继续交涉。
僕はさらに「一体あなたはこれから6カ国協議をやるのか。できるのか」と聞いた。
我追问,今后的6国会议还开吗?还能开吗?
北朝鮮とアメリカの交渉は秘密協議で、シリアに北朝鮮が核を売ったと思われる問題や、ウラン濃縮の問題、既に作られた核兵器の問題についてきちんと話し合われていない。肝心なところは全て秘密協議なのだ。それで中身のある6カ国協議などできるはずがないと僕は考えている。
北朝鲜和美国的交涉是秘密协议。北朝鲜从叙利亚买核武器的问题,铀的浓缩问题,已经开发的核武器问题,关于这些都没有成功的交涉,重要的部分都是秘密协议,所以6国会议是不可能解决的,我是这样想的。
しかしブッシュ大統領は「やる。できるだけ早くやる」と答えた。
但是布什总统说要交涉,尽可能的尽快交涉。
その後、ライス国務長官は、麻生太郎首相も参加したペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)からの帰る途中の機中で「12月8日に6カ国協議を開催する」と言った。
在这之后,国务长官赖斯在参加APEC回来的途中说12月8日6国会议在开。
僕はもし12月に6カ国協議が実現したとしても、しらけた会議になると思う。
我认为12月的6国会议即使开了也不会有什么成果。
なぜならば、前述の通り、アメリカと北朝鮮は秘密協議をやっている。アメリカが相当の妥協をしているので、6カ国協議の中でその秘密協議の中身を明らかにすることはできない。日本にも、秘密協議をやっているということは報告があるが、その内容については知らされていない。
因为我前面讲了,美国和北朝鲜是秘密协议。在6国会议中秘密协议不会公开,在日本也是一样秘密协议的报告,其内容是不公开的。
この北朝鮮の質問に入ったあたりで、インタビュー時間の8分が過ぎてしまった。
进入被朝鲜的问题时,8分钟时间到了
切られるかな、と思いつつあと2つ質問をして、結局すべて聞くことができた。
是不是会被切断呢,结果没有我又问了2个问题。
ブッシュ大統領について、何よりも印象的だったのは、逃げずに、ゆっくりと丁寧に答えてくれたことだ。
对布什总统的印象,不回避,认真的回答了我的问题。
最高责任者的悲哀
インタビューを終えて、「大統領というのは難しいのだなあ」と思った。
采访结束后感觉总统也很难啊!
フセインとビンラディンの関係についても、彼が断定したわけではない。下から情報が上がってくる。
对萨达姆和拉丁的关系不是他做的判断,是从下面上来的情报。
僕は、CIAが平和ボケしていたのだと思う。CIAはイラクに3、4人しか入っていないだろう。このCIAはアメリカ人ではなく、おそらくイラク人だ。彼らが平和ボケできちんとした情報活動をやっておらず、間違った情報が上へ上がってくる。
我认为CIA根本不懂和平。CIA只有3,4人进入伊拉克,这个CIA可能根本不是美国人,而是伊拉克人,他们不懂和平,没有进行详细的情报调查,提交了错误的情报。
大量破壊兵器に関しても、ブッシュ大統領が確認したわけではない。
关于大量破坏兵器的事,不是布什总统确认的。
大統領は、もちろん自分で取材はできないから、二次、三次情報しか入ってこない。僕は一次情報しか信じないが、大統領は二次、三次情報をもとに判断しなければならない。
当然总统不能亲自去采我要通过一次次第上来的情报来作判断。
最高責任者だから当然責任はあるが、ブッシュ大統領個人的には「なんでこんな偽の情報を流しやがったのだ」と頭に来ているのだろうなと思う。
最高责任者当然他要负责任。布什总统本人可能也会想为什么会拿到的都是假情报
彼は「先制的自衛」ということも言ったが、これはとんでもないことだ。先制的自衛というものが認められれば、日本の満州事変、日中戦争、太平洋戦争も全て正義の戦争になってしまう。
布什总统还说先制就是自卫。这是出人意料的,没有道理的。如果说先制就是自卫那么日本的满洲事变,日中戦争、太平洋戦争那都是正义的了。
しかし、おそらく大統領府で「今度の戦争はこれで行こう」ということで話し合いが行われ、それ相当のデータを大統領にも示したのだと思う。
但是最起码布什总统决定对伊拉克开战一定有好多情报,数据作依据。
実際に話をして、ブッシュ大統領に同情もしたが、当然最高責任者であるから責任はあるわけだ。最高責任者としての責任の重さと、決断の重さ、そして悲哀を感じた。
实际上和布什总统谈话,不决对他有一种同情。让我感到了最高责任者本身的责任。其责任的沉重感,决断的重要性以及最高责任者的悲哀。
一下是对美国一位共和党人的对话。
これは1929年の世界大恐慌の状況と酷似している。
这次的金融恐慌如同1929年。
だから国民は「小さな政府」政策をとる共和党・マケインを、オバマを1932年にフーバーに代わって大統領になったフランクリン・ルーズベルトに見立てた。 「だからオバマは『大きな政府』をやるだろう。ルーズベルトがやったニューディール政策のようなことをやるのではないか」と、
倡导小政府的共和党人麦凯恩和倡导大政府的奥巴马。奥巴马岂不是要走罗斯福,新迪尔的政策。
すると彼は「多分オバマ新大統領はやらないと思う。もしやったらとんでもないことになる」と言った。
共和党人说应该不会。如果是那样的话,后果不可想象。
アメリカ人の中には、静かに暮らしたい人、懸命に金を稼ぎたい人、宗教に深く入って信仰に生きたい人もいる。色々な人が、それぞれ自由な自分の気持ちを曲げず、縛られないで、自由に生活できる国がアメリカだ。そしてそれが「小さな政府」なのだ。だから政府が個人の生活や個々の企業の経済活動に干渉しない。大きな政府はそれに干渉するので自由がなくなる。極端な話では、全部干渉するのが共産主義だ。
美国人中,想安静的生活的人,拼命赚钱的人,信仰宗教的人,各式各样的人都在过这自由的,不被束缚的心情愉快地生活。可以自由生活的国家是美国。这是因为美国是小政府。政府对个人的生活,企业,经济活动不干涉。如果是大政府的话就会干涉自由,极端的话,全部干涉就是共产主义。
「だから『大きな政府』をオバマが言い出したら、アメリカを危険なところへもっていくことになる。そうなったらオバマはアメリカの敵だ」と、話していた。
所以,奥巴马如果提倡大政府,就会把美国带入危险境地。如果真的那样的话,奥巴马就是美国的敌人。
もう一人の共和党の議員も同じことを言っていた。
还有一位共和党议员也这样说。
惯用理论处理危机的欧美
日本の場合は、自由主義経済といいながら、ほとんど80年代までは社会民主主義をやってきた。
日本说是自由主义经济但是在80年代末迎来了社会民主主义。
日本は、自由主義経済でも、社会民主主義でもどっちでもよいのだ。理念、理論というものがあまりない。
日本自由主义经济,社会民主主义哪一个好呢,好像那一个都可以。基本上没有这方面的理念,理论。
むしろ、どちらが都合がよいか、どちらが便利かということで自由に変えていく。
所以用哪个方便的时候就用哪个,自由变换。
アメリカはやはりまず理論、理念ありきなのだ、ということを非常に強く感じた。
美国非常注重理论,理念。这给我留下的强烈的印象。
日本人はなぜ音楽を聴くのかというと、情緒だ。気持ちが癒されたりリラックスできたりする。
日本人为什么听音乐?是情绪的需要,是让心情放松,舒畅。
一方、西洋人にとっての音楽(哲学者カントの登場以降)は、情緒ではなくメッセージ(思想)なのだそうだ。西洋人にとって音楽を聴いて気持ちよくなるのは悪なのだ。あくまでも音楽はメッセージであり、気持ちよくさせるような音楽は堕落なのだという。
一方面,西方人对于音乐的看法,不是情绪的抒发而是思想的传递。使心情舒畅的音乐并不是好的音乐。西方人音乐的意义在于思想,只能使心情舒畅的音乐是堕落的表现。
ヨーロッパの人間は論理を重んじる。これがイデオロギーになる。日本人は情緒を重んじる。これが曖昧さや柔軟性になる。そのことをとても強く感じた。
我非常强烈的感受到一个事情。欧美人注重理论,这样的话容易形成主义思想。日本人注重情绪,这样的话就形成了日本人的暧昧,柔软性。
アメリカ滞在中、何人かの政治家に経済の問題について話を聞いたが、どの政治家も「こういうことをやるべきだ」とはっきりと述べていた。
在美国采访期间,问了几位政治家关于经济的问题,不管哪一位政治家都非常清晰的阐述了对策。
日本のマスコミは危機論、悲観論ばかりで「大変だ、大変だ」と騒いでいるだけ。不況を煽るような悲観論ばかりがあふれている。
日本的媒体竟煽动危机论,悲观论。
アメリカには「大変だ」と言っている人はいない。回避するために「ああいうことをやるべきだ、こういうことをやるべきだ」と極めて具体的で論理的な対策を述べている。「こうすべきだ。次にこういう手を打つべきだ」ということを会った人たちが皆言う。
在美国叫恐慌的人没有,相反为了回避现实的困难而是大家都在讨论如何摆脱金融恐慌,应该怎么做,下一步应该怎么做,大家都在讨论对策。
今回アメリカに行って、「不景気で大変なことになる」という気持ちが変わった。日本では「金融恐慌が来る。来年も再来年も大変だ」と騒いでいるが、アメリカではこんなことを言っている人はいない。不況から脱却するために一体どうすればよいかということを盛んに皆が話している。
这次的美国行,不景气的心情变了。日本媒体金融恐慌来了,来年,甚至后年都很严重,这样放大宣传,而美国根本没有这种情况,也没有人这么说,而美国人大家都在讨论的是怎样从不景气中解脱出来。
僕がアメリカで逆に感じたことは、金融恐慌は来ない、ということだ。アメリカ人は、金融恐慌は来ないと自信を持っている。ただ、不況をどうすれば脱却できるかと懸命に考えている。
我感觉美国对金融恐慌好像没感觉,美国人很自信,金融恐慌没来。只是在不况的情况下如何摆脱,美国人都是在这样思考,而不是恐慌。
日本では、金融恐慌も不況も、何もかもごっちゃにして大変だと騒いでいる。僕は少し恥ずかしい思いがした。
日本对于金融恐慌,经济不况,总之不管什么都大势渲染,制造恐慌,我对于这一点有的感觉不好意思。
彼に責任はもちろんある。ただ、大統領というのは非常に難しい立場なのだな、ということを感じたのだ。大統領は、一次情報は決して得られないので、二次、三次、あるいは四次、五次情報で判断しなければならない。
我感到了总统有责任,可是作为总统他站在了非常难得立场上。总统对于下面上了的情报,一次,二次,三次,甚至四次,五次的情报来做判断。
そのような最高責任者の難しさ、かわいそうな部分、それと同時に決断・判断の難しさを感じた。
我感受到了像这样最高责任者的难处,可怜之处,同时他们的决断和判断的难处。